メキシコ旅行記 – Mexico City –


こんにちは、ねこぜです。

Thanksgiving時期にメキシコへ一週間滞在しました。3つの街へ行きましたのでそれぞれの魅力を紹介する3部作となります。

まずは首都でもあるMexico cityです。

路上で飾りを売る子供
お土産ショップの骸骨

世界最大級の都市 Mexico City

メキシコ中部に位置するMexico Cityは温暖な気候なメキシコの首都となります。

人口は約2,000万人で、これは世界第12位だそうです。

人口で言ったらそこまでの順位ではないと感じますが、人口密度がすさまじいです。

平均した人口密度は東京の方が高いものの、局所的には世界トップクラスの人口集中地帯となっています。

もともと湖を埋立てて形成された都市で地盤が弱いということと、人口、建物が多くなっていることから、毎年50cmのペースで都市が沈んていってるらしいです。

実際行ってみると、人、人、人、ですし、車、車、車、でもあるし、所狭しと、建物、建物、建物、です。

これだけ人が多いと、多様な衣食住の文化が形成され、見どころ満載の街になっています。

ただし、衛星面と治安には徹底的な注意が必要!

メキシコシティ中心街

芸術の町 – Coyoacan –

今回のMexico City滞在のほとんどはCoyoacanエリアで過ごしました。

空港からタクシーで40分くらいといった距離感。

Coyoacanは歴史ある街並みの高級住宅街で、日本で言うところの南青山です。

おしゃれな飲食店やブティックなどが点在しており、歩いて探索できる安全なエリアとなっています。

ホテルもおしゃれなパティオ付きの落ち着いた雰囲気の場所が多く、Mexico City滞在の中心にもってこいかと思います。

私たちのホテルもおしゃれで、朝食もおいしく、優雅な時間を過ごせました。

パティオ付きのホテル
ホテルで自撮りするねこぜ
ホテル前の通り

Coyoacanでおすすめのおやつは何といってもチュロスです。

メキシコは実は菓子パン大国で、日本人好みの菓子パンが多くあります。

いくつか有名なチュロス屋がありますが、一番と噂されるEl MOROへ行きました。

チュロスと共に、スパイスの効いたホットチョコレートを注文するのが定番で、チュロスをその中に浸して食べたりします。

長いサイズから短いサイズまで、味もさまざまで非常においしいです。

日本では毎朝コンビニの菓子パンを食べていた私にとって、天国のような環境です。

チュロス屋さんEL MORO
チュロス屋さんの中から

国立人類学博物館

アステカ王国や中南米で栄えたマヤ文明、オルメカ文明などを中心に、多くの考古学的に価値の高い展示物がある世界的な博物館です。

博物館の規模としても非常に大きく見ごたえがあるので必見スポットです。

メキシコ周辺で栄えていた各民族の生活様式が地形学と共に理解でき、戦争の歴史や、入植の歴史まで近代文化の流入も展示されています。

一日で周れますがかなり疲れます。

ユニークな展示が多いので、見どころはたくさんあります。

国立人類学博物館
国立人類学博物館入口
麻のファブリック
原監督みたいなポーズ
マヤ文明の遺跡
ヒッチハイクみたいなポーズ
装飾された壁

女流画家・Frida Kahlo の生家

Coyoacanの観光スポットで一番有名なのはメキシコを代表する芸術家Frida Kahloの生家・「青の家」(La Casa Azul)です。

美術館になっており予約必須です。

彼女の絵画や陶芸品、使用していた道具、日用品などが展示してあり、壮絶な生涯を遂げたFrida Kahloの晩年を垣間見ることができます。

盛大なオフレンダ(日本で言う仏壇みたいなもの)もあり、華やかに彩られ非常にきれいです。

Frida Kahlo美樹館
Frida Kahloが暮らした部屋
Frida Kahloのツボたち

点在する彩り豊かな市場 – タコスの魅力 –

Coyoacanだけでなく各エリアには大きな市場が多くあります。

市場には、生鮮食品やスパイス、果物など食料品だけではなく、民芸品やお土産なども多くあり、多くの人で賑わっています。

お土産を選ぶずぼら
市場にたむろする人たち
骸骨の装飾
手編みの籠たち
路上で売られる机たち

お土産選びが捗りますが、そこら中にあるタコス屋台の香りが食欲をそそります。

メキシコ本場のタコスは、アメリカや日本式のように挽肉一辺倒ではなく(というか挽肉はほとんどない)、様々な具材をトルティーヤに挟んで提供されます。

ケバブのように削いだ豚肉とパイナップルを一緒にした王道のアルパストール、とろとろに煮込んだ牛肉とパクチーなどのハーブを包んだバルバッコア、牛サイコロステーキを新鮮なサルサと共に頂くカルネアサーダなどなど、とてつもない種類があります。

トルティーヤの味、焼き加減や具材の味付けなどは全ての店で異なるので、何件も食して自分好みのタコスを見つけることになります。

正直毎日食べても飽きないです。嘘です。割と3日で限界です。

でも一個から食べられる手軽さと、種類の豊富さ的に、感覚としてはおにぎりに近いのかなと思いました。

今後タコスパーティをやるときは、本格スタイルを目指したいと思います。

タコス屋台
市場内の食堂

熱狂! ルチャリブレ!

メキシコで古くから楽しまれている熱狂的なスポーツ娯楽といえばルチャリブレです。

最終日の夜に行ってきました。

Mexico Cityで一番大きなルチャリブレアリーナのArena Mexicoへ。

非常に混雑しているので、途中からタクシーを降りて歩くことをお勧めします。

建物は古く、外観はほぼ立体駐車場ですので、ほんとにここか?と思うかもしれませんが、ほんとにそこです。

会場の中は広く、観客も多く、熱気がすごいです。

ルチャリブレは、覆面を付けたルチャドール/ルチャドーラが、正義チームと悪チームに分かれて勝負します。

シングルマッチだったりタッグやマルチだったり、試合形式は様々で5~6試合行われます。

観客は基本的に正義チームを応援するというのが暗黙の了解で、正義チームが頑張っている時には拍手や歓声、悪チームが頑張っている時にはブーイングの嵐を浴びせます。

この日だけだったのかもしれませんが、正義チーム、悪チームの面々を見ていると何となく傾向があることに気が付きます。

正義チームは地味目なラテン系な雰囲気、悪チームは派手でアメリカやヨーロッパ系の雰囲気に仕上がっています。マスク無しの黒人レスラーがいたりします。

メキシコにルチャリブレが根付いたのは戦時中、経済的に貧しい時代であり、メキシコ人の象徴である正義チームが勝つ展開に熱狂したからなのかもしれません。

この日は正義チームが勝ちましたが、もちろん悪チームが勝つ日もあるらしく、その時は会場が子供たちの阿鼻叫喚に包まれるみたいです。

また行きたいMexico City

Mexico Cityには3~4日のみの滞在だったので、まだまだ行きたいところはあり、魅力を発掘しきれていません。

一番おいしいといわれるタコス屋にも行けませんでしたし、もっと多くのエリアに行ってみたいです。

物価はアメリカより格段に安く、感覚的に今の為替を考慮して日本よりわずかに高いかなくらいなので、おすすめの旅行先だと思います。

アメリカに住んでいる間に、また何度か訪れたいと思います!

廃れた街並み
黄色いシャッターの前
黄色と赤の建物
賑わうお菓子屋の前
木漏れ日が盛大な街並み
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