ねぶたに想いを馳せて


こんにちは、ねこぜです。

今年は久しぶりにアメリカから日本へ帰国しました。

夏を日本で過ごすのは本当に久しぶりで、せっかくなら地元の空気をしっかり味わいたいと思いました。

そこで選んだのは、やはり青森のねぶた祭りです。

ねぶたに熱狂する人たち

我が青春とねぶた祭り

この間、ずぼらの友人と青春時代の思い出を語り合っていた時、ねぶた祭りのことを熱弁する機会がありました。

青森市民にとっての誇りであり、一年のサイクルはねぶた祭りを中心に回っているといっても過言ではありません。

語っているうちに地元への愛があふれ、すぐに青森旅行の計画を立てていました。

ねぶたを見るのは十年ぶり。

高校生の頃には、友人と一緒にねぶたを引くアルバイトをしたこともありました。

汗まみれになりながら掛け声を上げ、太鼓の響きに包まれた夜の記憶は、今も鮮やかに残っています。

その祭りを、大人になって再び体験できることに胸が高鳴りました。

同時に、今度は夫婦で並んで体験できることに、少し不思議な感慨がありました。

待機しているねぶた

着いてすぐに祭りへ

8月5日に青森へ到着。

ねぶたは8月2日~6日の期間で7日には花火大会で締めくくります。

5日、6日が最高潮ですが、天気予報的に6日は雨で5日はチャンスがありそう。

着いてその日に祭りへ向かうことに。

実家からねぶた会場へはそう遠くはなく、先に場所を確保してくれている両親と合流。

祭りが始まる前の6時頃からの雰囲気がとてもエモい。

跳人と呼ばれる参加者は中学生、高校生が多く、自分の青春時代と重なります。

遠くからかすかに聞こえるねぶた囃子の練習音も街全体をねぶた色へ染めていきます。

ねぶた前の青春
協賛する企業の提灯
いざ出陣のねぶた
祭りが始まる前の静けさ
鈴を狙う子供たち

ねぶたに圧倒される

大通りに出ると、「ラッセラー、ラッセラー」の声が波のように押し寄せ、太鼓と笛の音が体を貫きます。

巨大なねぶたが進むたび、観客の顔が灯りに照らされ、街全体が熱を帯びていくようでした。

近くで眺めると和紙に描かれた絵の繊細さに見入り、夜空を切り裂く巨船のような迫力に圧倒されました。

十年前よりも、ねぶたはさらに鮮やかさを増していました。

近年はLEDの進歩によって、光の表現が格段に豊かになったのだそうです。

伝統と現代技術の融合を目の当たりにし、懐かしさと新しさが入り混じる感覚を覚えました。

ねぶたの迫力
妖怪モチーフのねぶた
大きな太鼓囃子
ねぶた囃子先鋭たち
緻密なねぶた
なつかしきねぶた引きのバイト
ラッセラーの掛け声を促すお兄さん
今でも耳に残るねぶた囃子
みゃくみゃくおじさん
ねぶたを指揮する人たち

祭りのクライマックス

祭りのクライマックスは、陸奥湾での海上運行と花火大会です。

今回は両親に有料席を確保してもらえたので、落ち着いてその景色を堪能できました。

夜の海に浮かぶのは、選ばれた四台のねぶた。

水面に揺れる灯りとともに進む姿は、街中とは違う静けさと神秘をまとっていました。

やがて花火が打ち上がると、山々に囲まれた陸奥湾に大きな音が反響し、体の奥まで震えるように響きます。

海風は心地よく、昼間の暑さをすっかり忘れさせてくれました。

ねぶたの灯りと花火の光が交互に夜を彩り、心にじんわりと広がっていきます。

ねぶたの海上運行
海上運行に手を振る人たち
スターマイン
青森の夜空に花火
盛り上がる花火
おじさんと花火

青森の夏

ねぶたが終われば、早いもので青森はもう秋に差しかかります。

街を包んでいた熱狂は静かに幕を下ろし、季節は次へと進んでいきます。

久しぶりに日本で過ごす夏、夫婦で地元の祭りで迎えられたことが、何よりもうれしく感じられました。

十年ぶりの熱気と、海に映る光の記憶。その余韻を胸に抱きながら、今年の夏を忘れられないものにできたと思います。

後の祭り
青森ベイブリッジ
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