こんにちは。ねこぜです。
始めてまだ2年ほどしか経っていない趣味であるレザークラフトについて紹介します。
レザークラフトスペースや過去に作った作品について触れていきます。
コロナ禍の在宅ワークが増えた時期に、家で過ごす趣味として始めましたが、道具さえ揃えれば意外と簡単にケースなど作れてしまうのでおすすめです。
Loftsに馴染んだレザークラフトスペース
レザークラフトを始めたのはコロナの緊急事態宣言が始まってすぐのことでした。
パンデミックが発生したことで海外から日本へ一時退避した際に、日本から出国できず、スーツケースだけの荷物で家具なし6畳間に閉じ込められてしまいまして・・・
部屋には何もなく、外にも出れなく、部屋での座禅にも飽きたときに手を出したのがレザークラフトです。
仕事以外の時間は無限にあったため、すぐに没頭し、どんどん道具を買いそろえ、身の回りのケースをとにかくレザークラフトしてしまうという現象が起こりました。
レザークラフトをやられている方なら共感して頂けると思います。。
日本から持ってきた道具や、アメリカで買い足した道具でようやくクラフトスペース感が出てきました。
机やイス、ライトなどもインダストリアル調にしたので、部屋の中で唯一Loftsにマッチした空間になっていると思います。
道具による仕上がりの差
レザークラフトは大きく工程化すると、型作り ⇒ 裁断 ⇒ 接着 ⇒ 穴あけ ⇒ 裁縫 ⇒ コバ仕上げ、となります。
各工程で専用のクラフト道具というのがいくつもあり、それなりに高価なため、最初はいい商売してますななんて思って、手持ちの工具などで代用してましたが、作業しているうちに道具の重要性に気づいてきます。
道具はへんてこな形をしているものが多いですが、それが痒いところに手が届くというか、なぜその形に辿り着いたかというのが感じられるようになってきます。
加えて、道具には松竹梅のグレードがあり、ここでケチると作業時のフラストレーションが大きく変わってきます。
良いものほど切れ味がよかったり、長持ちしたり、作品の精度にも関わります。
私が特に買ってよかったと思う道具は、穴あけ機と電動やすりです。
個人的には穴あけとコバ仕上げが労力のかかる作業であり、且つ、作品の見栄えに関わると思い、作業効率化・精度向上を狙い導入しました。
この2つを購入して以降は、作業時間が大幅に短縮され、縫い穴も直線的な見た目となり、十分な費用対効果を得られていると実感しています。
作品①:二つ折り財布
レザークラフトを始めたときの初期の作品です。
ちょうど財布が古くなって、欲しいものも無かったので、自分で作ってみた作品です。
後の作品もそうですが、蔵前にあるカワムラレザーさんのオイルレザーが好きで、様々な種類を購入しています。
この財布は全てアラスカレザーというレザーで作られており、使い立ては表面に白いワックスが浮き出ていて、経年するとレザーが顔を出すという仕様です。
外貼りがナチュラルで、内貼りがブラウンのバイカラーになっています。
レザーだけではパッとしないので、Schottという革ジャンのワンスターというスタッズを外と中に一つずつ、また、なぜかジッパーに真鍮でできたフレディの顔をあしらっています。
作品②:カードケース兼財布
こちらはアメリカに来てから作った作品です。
アメリカでもしばらく上記の財布を使用していましたが、現金を全く使う機会の無いアメリカでは、財布を取り出すこともなく、全く出番がありませんでした。
ポケットに入れようにも少し大きく、またアメリカではカバンを持つ男性が少ないということもあり、もっと小柄な財布を作ろうと設計しました。
ほぼmotoのカードケースを目コピしました。。
レザーはカワムラレザーのアマゾニアというレザーのナチュラルとブラックを使用しています。
中のポケットを4つに分け、名刺入れ、カード入れ×2、お札入れとしています。
非常にシンプルでポケットにも収まりやすいので気に入っています。
作品③:パスポートケース
カード入れ、搭乗券入れが付いたパスポートケースになります。
同じデザインのものをレザー違いで製作して夫婦で使用しています。
全てアラスカレザーのものと、表がアマゾニア、中がクロムエクセルの2種類です。
夫婦お揃いということにしておきたいですが、実は当時離れて暮らすずぼらにアラスカレザータイプを送ったところ、住所を間違えていて消失したため、作り直して送ったのがアマゾニアタイプでした。
奇跡的に半年後、アラスカレザータイプが送り返されてきたため、私が使用しているという背景です。
長財布のサイズ感で、空港での書類を一緒くたにできるので便利ですが、持ち出す機会は少ないので経年変化は今一つです。
アメリカでのレザークラフト
もう少し生活が落ち着いたら、またレザークラフトを再開する予定です。
作りたいものがあってレザーも発注したところなので、しばらくしたら投稿したいと思います。
アメリカはレザーが安く、バイソンや水牛などの特殊なレザーも多くあるので、いろいろと挑戦していきたいと思います。