こんにちは。ねこぜです。
ジョージア北部のBlue Ridge Mountainsという場所で、紅葉を見に電車に乗ってきました。
またその夜は、アメリカでのテントキャンプデビューでした。
初心者だけに失敗だらけでしたが、次の機会への教訓となる貴重な体験でした。
Blue Ridge Mountains について
今回の目的地であるBlue Ridge Mountainsについて紹介します。
Blue Ridge Mountainsというのはジョージア州からペンシルバニア州にかけて伸びる山脈のことで、アメリカ東部で最大のアパラチア山脈の一部になります。
アメリカの国立公園で一番観光客の多いというグレート・スモーキー・マウンテン国立公園の近くを通っており、ジョージア北部では、日本の山のような紅葉を見ることができます。
私の好きなカントリーミュージシャンのFleet Foxesも歌にしていたり、ジョン・デンバーのカントリーロードでも題材となっていたりと、美しい山脈風景、雄大な自然が印象に残る土地です。
今回はその山脈の端を走っているBlue Ridge Scenic Railwayという電車に乗って紅葉を見に行きました。
Blue Ridge Scenic Railway
ジョージア北部のBlue Ridgeという街からBlue Ridge Scenic Railwayに乗ることができます。
朝と昼の2回出発しており、わたしたちは朝の便に乗りました。
出発する町はとても小さく、駅の周りに少しお店があるのみで、栄えているわけではありません。
ただそれが鉄道の風情を際立たせているとも言えます。
1時間ばかりの低速運転でテネシー州との州境の街、McCaysville/Copperhillへ向かいます。
紅葉を見ながら揺られる
電車内は結構古めの作りです。
外の紅葉を見やすいように、席は外側を向いており、窓も無く開放的になっています。
席取りで注意して頂きたいのは、山側と川側の席を選ぶ際、まず山側は選ばないほうがいいです。
1時間延々と雑木林を見続けることになります。
また走り始めると寒いのでブランケットなどがあると安心です。
アメリカの農家や田舎の風景、川沿いのコテージなどのどかな景色が続きます。
ハロウィン前の紅葉ベストシーズンだったため、赤・黄・緑の木々が混在して、日本の紅葉とは一味違う美しさを体験できます。
州境の街 – McCaysville/Copperhill –
1時間の旅のあとは、到着した街で2時間のお昼休憩になります。
ここも大きい街ではないですが、レストランやお土産屋さんがあり、2時間の滞在がちょうどいい具合です。
電車に乗っていた人たちが一気にレストランへ行くのでどのお店も混雑となります。
あらかじめ調べてお店を予約しておくことが重要です。
アメリカはどこへ行ってもステーキかハンバーガーなので選択の幅は狭いですが・・・
紅葉シーズンにおすすめの電車
アメリカで紅葉を見に行くといえば山へ行ってトレイルで歩くの基本ですが、一風変わった鑑賞方法として十分ありだと思います。
私たちが行った10月後半では若干ピークが過ぎていたようですが、今年は通常よりも寒かったらしいので、この時期がベストなようです。
この時点で割とくたくたでしたが、今日はここからテントキャンプに挑戦しようの回なので、車で1時間半ほどのキャンプ場へ向かいました。
KOAキャンプ場
テント初心者ということと、いまいちキャンプ場の施設(シャワーやトイレなど)の調べ方がわからなかったので、KOAという有名な施設を利用しました。
アメリカ全土にあり、施設もしっかりしているので安心だろうと。
ちなみにキャンプ大国のアメリカは大抵のキャンプ場がシャワーやトイレが綺麗で、WiFiもそこら中に飛んでます。
キャンプ場に着いてみると、寒いこともありテント客は一人もおらず、キャンピングカーの客しかいませんでした・・・
あとから会社の同僚に聞いた話では、KOAは高速道路沿いにあり、長旅の人が立ち寄って宿泊する施設で、わざわざ行くところではないそうです・・・
早く言ってくれよ・・・
それでもなんとか楽しみました。
寒い、とにかく寒い
テントを立てた時点でもう日が暮れ始めていたので、BBQの準備です。
この日のために考えられうる必要なものはすべて揃えてきたつもりでしたが、いざ作業するとあれがあったほうがいい、あれがないとだめだなど課題点が出てきて、次回への教訓としてメモしておきました。
2人なのでお肉もほどほどに、すっかり暗くなるころにはお腹いっぱいですが、太陽が消えるとまぁ寒い。
10月後半のジョージアだからと完全に舐めていましたが、0℃近くまで冷え込み、フリースのみの私たちが活動できるのは焚き火が灯っているまででした。
焚き火もそんなに用意していなかったので、Chillってる場合ではなく、お風呂に入ってすぐ寝ようということで、10時には寝袋に入り込みました。
ただし、ここで今回最大の失敗です。
エアマットレスなるものを持っていたので、テントでは快適でしょうと余裕こいてましたが、クイーンサイズのマットレスはテントの入り口を通らず、背中には毛布と寝袋のみとなってしまいました。
固い。
寒い。
そして高速の車がうるさい。
朝になるまで何度目覚めたことか・・・
キャンプはトライ&エラー
なんとか朝まで持ちこたえましたが、寝不足、体はバキバキで、なんとも成功とは言えないキャンプでした。
朝ごはんはアメリカらしくソーセージマフィンとコーヒーで。
今回の反省は次のキャンプの糧とするため、改善点はすべてメモし、次回に備えたいと思います。
とはいえもう今年はキャンプシーズンは終わり、次は来春となってしまいますが・・・
買ったテント用品の元をとらねば・・・
最後は帰り道に寄った湖と、お昼のハンバーガーで締めます。ハンバーガー最高。