ビンテージ自転車のカスタム


こんにちは。ねこぜです。

1970年~80年代のビンテージ自転車・クロモリロードバイクのカスタムをしました。

日本で使用していたロードバイク仕様からアメリカでの街乗り仕様に調整しています。

アトランタもいよいよ秋到来といったところなので、サイクリングのベストシーズンに間に合わせました!

日本から持ってきたMiyata Le・Man

大学生の頃から自転車が好きで何台も自分でカスタムしています。

より速く、より軽く、より遠くへ自転車を乗る、といった楽しみ方ではなく、自分で調整した自転車をのんびり乗るということが好きです。

特に、1970年~80年代に製造されたホライゾナルなフレームのクロモリロードバイクが好きで、ギアチェンジの煩わしさや、ずっしりとしたスチールの重さなど、現行のロードバイクには無い哀愁があります。

最終的に日本で乗っていたのは1978年日本製Miyata Le・Man スポルティーフという自転車です。

数も多くそこまで貴重な自転車ではないですが、駆動系を現行Shimanoに載せ替え、セミドロップハンドルをブルホーンのように取り付け、グリップとサドルはBrooksで統一したりと、かわいがっているモノなのでアメリカにも連れてきています。

ただ、以前に2~3度乗ってパンクしたきり、整備せずに放置していたため、ずぼらの自転車が到着したと共に、パンク修理兼ミニカスタムを実行します。

調整前の自転車
調整前の自転車2
調整前の自転車3

交換パーツとツール

パンク修理がメインですが、いい機会なのでアメリカ街乗り仕様にミニカスタムしたいと思います。

アトランタには自転車道が少なく、道も凸凹で少なく、ロードバイク仕様だとかなり走りづらいです。

これからガンガン乗れるように、ハンドルやタイヤを交換して、気軽さを重視していきます。

ハンドルは前傾姿勢じゃなくてもいいように、位置が高めのクルーザー用へ交換。

タイヤは段差に対応できるように、細めの23Cから28Cへ交換しました。

(写真に写っている30Cを買ったら、ブレーキと干渉してタイヤが回らなくなったため、サイズを下げました。。。)

またグリップはBrooksのバーテープから、ショートグリップタイプへ変更。

修理ツールはすべて日本へ置いてきましたが、今後を考え、一式すべて購入してしまいました。

一個ずつ買い揃えていっても、結局同じようなツールが揃っていきますからね。

交換パーツ
タイヤ交換
自転車用工具

致命的なミス

パーツもツールもそろって、午前中修理、午後試運転という計画だったため、意気揚々とハンドル交換を行った時に致命的なミスに気が付きました。

ブレーキレバーは引き続き同じものを使用する予定だったので、ブレーキ周りはノータッチでしたが、ブレーキワイヤーの長さが圧倒的に足りません。。。

ワイヤーが余ってたるむのが嫌だったので、前の仕様では極力短くしていたことが裏目となり、新しいハンドルでは握る部分まで伸ばすことができません。

その日に走りたい欲が抑えられず、かといってワイヤーを買いに行くことも面倒で、このまま使ってしまえ!ということで、写真のように変な位置にブレーキを装着しました。

走行中止まるためにはグリップを話して、フラットバーのような位置へ手を伸ばす必要があります。

余裕があれば今後ワイヤーを新しいものに変えて、グリップの位置まで移動させたいと思います。

ハンドル交換
ブレーキ装着

カスタム完了!

結構致命的なミスはありましたが、なんとか走れる形になりました。

パーツ交換ついでに、フレームや駆動周りのクリーニング、オイルメンテを行い、さっぱりと言ったところです。

またがってみると、狙い通りに前傾姿勢を脱却できていることを確認できました。

本音を言うと、タイヤをもっと太くして、オールドマウンテンバイクみたいな姿にしたかったですが、現状のホイールサイズではこれが限界のようです。

早速試運転へ!

調整完了
調整完了2

試運転は絶好調

家の前からBeltlineという遊歩道を走り、少し北にあるPied-mont parkへ向かいました。

若干ブレーキはしづらいですが、その他乗り心地は問題なく、スピードを出さないアメリカでのサイクリングには最適でした。

これから秋真っ盛り、車に自転車を積み、いろいろなところへ出かけてみたいと思います!

最後はずぼらのビンテージ自転車と共に、公園での写真で締めます。

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