こんにちは、ねこぜです。
旅行記ばかりになってまいりましたが、夏に行ったクロアチアのことを書きたいと思います。
大人気の観光地ですが、物価がヨーロッパでは安めなので、おすすめの街です。
コンパクトな世界遺産の街
ドブロブニクはアドリア海に面した小さな港町で、城壁に囲まれたオレンジ色の街並みは世界遺産に登録されています。
アドリア海の真珠、とも呼ばれているそうです。
中世から交易の場として栄え、様々な国の統治を経て、現在のドブロブニクがあります。
ゲームオブスローンズの撮影地であることが有名で、街の至る所にショップがあり、近年観光客が増えた最大の理由です。
また、紅の豚、魔女の宅急便のモデルになってるとかなってないとかで、日本人観光客もそれなりにお見掛けしました。
城壁を歩く
滞在中にまずやることは城壁の上をぐるっと一周歩くことです。
街は結構なアップダウンになっているので、その傾斜に沿って城壁もそれなりに上り下りがあります。
ただ、一面のオレンジ屋根と青色の深い海を眺めながら歩けるので、あっという間です。
崖沿いのビーチや途中のジェラート屋など、夏に訪れる際はそういったスポットで要休憩です。
城壁のコースへの入場料は€20~30とそれなりなので悪しからず。
路地裏歩きの魅力
観光地とはいえ、ドブロブニクに暮らしている人もわずかにいて、ホテルもほとんどが景観を害さないように一見外からはわからないようになっています。
広場のある大通りから外れると細い路地裏がたくさんあり、高い建物に囲まれ日が差さないようになっています。
ただ、床、建物が白なので照り返しにより暗くはなく、なんとも暖かい雰囲気です。
日本では見られないユニークなものが多いので興味深いです。
私のお気に入りは、180度以上開脚してる女性と空中からチョップを繰り出すレスラーです。
シーフード満載のクロアチア料理
クロアチア料理と言われてあまりピンとこないかもしれないですが、対岸にイタリアがあるということもあり、ほとんどイタリア料理に近いです。
豊富な海産物がメインで、オイスター、イカ、タコ、手長エビ、魚など多くのグリルやブイヤベースを食べることが出来ます。
行ったお店で間違いなくおすすめなのが、Trattoria Carmenというレストランです。
ここは予約不可で、非常に人気店ですので、早めにディナーを取ることを推奨します。
私たちは17時に行ってすぐに座れましたが、18時頃には行列が出来ていました。
たこのサラダは特に絶品です!
夕暮れ時の楽しみ方
夏は日が長いので、ディナーが済んだら夕暮れ時の街を散歩してみましょう。
港に行ってベンチに座りながらジェラートを食べるのも素敵な過ごし方です。
街のすぐ外にはロープウェイがあり、すぐ裏の山の頂上から街を見下ろすことができます。
あいにく、この日は霧がかっており、一瞬晴れた瞬間を撮ったのが下の写真です。
日が暮れる21時くらいまではゆったりとした時間が流れます。
活気のある夜
夜にはほとんどのレストランが外にテーブルを広げ、白色灯をともして営業しています。
観光客はシーフードとワインを楽しみながら、陽気な街へ様変わりします。
23時を過ぎても多くのレストランは開店しており、特にジェラート屋はかなり遅くまで営業しているので、締めのジェラートを食べる人は少なくありません。
今度はオフシーズンに
今回は真夏のハイシーズンに2泊のみだったので、100%ドブロブニクを満喫できたとは感じていません。
巨大な豪華客船も2隻停泊していたこともあり、どこも混雑で、あまり落ち着くことはできませんでした。
また、アメリカの冷房社会に慣れすぎて、エアコンの無いドブロブニクはかなり暑く感じました。
また訪れたいですが、次は春か秋にしたいと思います。