ミニバックをレザークラフト


こんにちは。ねこぜです。

久しぶりにレザークラフトでモノ作りしました。

以前作ったレザーサコッシュよりもう少し大きなミニバッグです。

写真中心にサクサク書いていきます。

作成過程はYoutubeにもアップしていますのでもしよかったらご覧ください。

前に作ったサコッシュ

去年の夏前にサコッシュを作りました。

スエードのボディにオイルドレザーの蓋部分を合わせて、悪くない仕上がりでした。

その夏はよく使っていたんですが、一つある致命的な欠点として、小さいということが挙げられます。

バッグとして根幹の部分であり、お出かけに持っていく際に躊躇してしまいます。

スマホと財布が本当にぴったりぎりぎり入るくらいで(それがサコッシュなのかもしれないが)、位置的な余裕もありません。

ということでもう少し大きいものを作ってみようと、新しい革を調達するところから始めました。

アラスカレザーをエージング促進

革選び~貼り合わせ

革はいつものカワムラレザーから、お気に入りのアラスカレザーを使用します。

今回はグリーン×アイボリーの組み合わせで作ってみます。

例のごとく、型紙が用意せず、カットマットの方眼を頼りに何となく裁断していきます。

まずはボディ部分を貼り合わせていきます。

緑とアイボリーのアラスカレザー
革同士をつなぐ
革同士を糊付け

縫い菱目~裁縫

縫い穴となる菱目を開けて、裁縫を行っていきます。

この辺りはパンチング機があるので素早くより正確に行うことが出来ます。

トレードマークのネズミたちも入れておきます。

菱目開け
綺麗な菱目ライン
革同士を縫い合わせる
刻印を押す

蓋のマグネット

ボディ側と蓋のパーツにマグネットを取り付けます。

そのまま蓋部分を仕上げます。

蓋のマグネット機構
サイド部分への糊付け
蓋の菱目空け
蓋部分のヘリ落とし

マチ部分の工夫

鞄の形状としては一周グルっとした楕円状の円筒に、サイドにマチを取り付けたものです。

マチ部分は形や縫い目をすっきりさせるために少し工夫をしました。

ちょっと説明が難しいですが、断面を上から見るとW型になっています。

そうすることでマチ部分をカバンの外にはみ出さず、縫い目の外観はしっかり端っこに持ってくることが出来ます。

写真を見て何となくイメージがつくと思います。。。

鋲打ちのための穴あけ
鋲打ち

マチにフック用の金具をつけまして、

穴の開いたマチ部分を糊付け

Wの両側の線となる細いパーツを準備しまして、

マチパーツの組み合わせ

それをぐるっとマチに巻きまして、

コーナー部分は手動で菱目空け

菱目開けて、縫って仕上げまして、

マチパーツの完成

こんなようなパーツに仕上げます。

多分全くわからないと思います。

マチとボディの合体

最初の方に縫い合わせていたボディとマチパーツを組み合わせてバッグの形を為していきます。

綺麗な立体になるか縫い目の締め具合を調整しながら縫う必要があります。

このあたりは型紙無しのフリーハンドで作っていると長さが違ったり、位置がずれたり何かと欠点が出てしまいます。

本体パーツへの糊付け
本体とマチの糊付け
マチ部分をくっつけていく

りってい的なので縫うのも一苦労。

マチと本体の縫い合わせ

パパっと縫い作業が完了した後、角を丸く切り落としました。

マグネットが閉まるか確認

縫い終わったら側面を面一に整え、コバを仕上げて完成となります。

側面のコバ仕上げ

完成

ストラップはなかなか作るのが難しいので、Topologyというバッグメーカーのヌメ革ストラップを購入しました。

おもったよりいびつな形にならず、着用した時のシルエットもなかなか綺麗です。

ただスマホと財布を入れるとすでにパンパンで、もう少し大きくても良かったのかなと思います。

まだまだ精進あるのみですね。

完成したミニバッグ
開閉時のミニバッグ
バッグの裏面
ネイティブアメリカンのコンチョボタン
バッグのコーディネート

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